2009/08/30
大人になるまで


どうしてものせてほしいというので泣く泣くのせますが・・・(^^;; 園児なみ!(五年生)
あかちゃんの時の一号は、
泣き出すと何をしてもとまらず力尽きるまで泣き続けた。
力尽きるまでが一時間だったり三時間だったり・・・
それが一日に時間をとわず何度も何度もやってきた。
睡眠がとれないのは育てる方もだけど、
一号も満足にとれていなかったよう、
当然ご機嫌な時間はなく、
体力も消耗し、どんなにどんなに大事をとっても
入院までいきついてしまう。
まだ言葉が出ない頃になっても、
寝ていると、いきなり激しく泣きわめいて走り回ることが頻繁にあり、
悪い夢でも見て怯えているのだろうと、
呼びかけたり、ゆすったり、抱きしめたり・・・
これは一号が持っている夢遊病のような症状の表れ。
随分減ってはきたけれど、
今もこれになるとものすごく体力を消耗する様子。
幼少期と違うのは、真っ最中でも、受け答えが出来るようになったという事。
このような現象をおこす人は少なくないという事を知ったこと。
熱を出している時、疲れているとき、興奮して眠りが浅い時、
この現象になる。
目はしっかりあいているのだけど、
四次元にいるかのような、私達に見えないものが見えている。
異常に怖がって錯乱状態で走り続ける。
普通のトーンで声をかけているのに大声に聞こえるらしいし、
喋りかけられると怖さも増すらしい。
抱きしめられるなんてもっての他らしい。
だからそばにいても、
一号が錯乱状態で走り続けるのをただ見ているより仕方がない。
「地面がゆれてる」「何かがくる」「にげろあぶない」「ぐわ~怖い」
その時々によって狂乱して出てくる言葉は違う。
カアチンの子育てにより出る現象だと思っていた時間も短くなかったし、
両親もそう思っていた。
赤ちゃんの時から今も続いているこの現象が、
長い月日をかけて、生まれもっての現象だったのだと分かるようになってきたのは
ここ近年のこと。
赤ちゃんの頃から泣き止まなかった・・・
幼少の頃から走り回るようになり・・・だんだんと分かってきたものがある。
つい数日前には、目をあけて普通に生活している時にも、
この現象になってしまった時があった。
さすがに一号の心のダメージは大きく、
もしも合宿で疲れている時になってしまったら・・・
もしも学校や塾で難しい問題を解いているときになってしまったら・・・
そんな不安がよぎっているのが手に取るように分かる。
このことは誰にも言わなかったし、言えなかった。
一号も同じだろう。
それをどうしてここに残すのか・・・
それは、どんな困難も乗り越える!という「決意表明」
大人になるまでに色々あるのは一号だけではないはず。
一生お付き合いしなきゃならない現象かもしれない。
でも一号!どんな形でもいいから、きっと乗り越えよう。
一号にこの現象が出る時は、
そばにいてたって、見てるだけで何も出来ない・・・
だけど必ずもどってこれたよね。
大丈夫!!大丈夫!!
きっと大丈夫!!
人を愛し愛され、何があっても一号らしく生きてほしい。


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