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2009/08/11

万年補欠の一号(前編)

一号
よくよちよち歩きの子を「一番かわいい時期」というけれど、
私にとっての一番可愛い時期は
子供が大きくなるにつれましてゆく。

「おれがバルサ(サッカー名門チーム)に入ったら何買ってほしい?」
と一号。
「そやなぁ、でっかいおうちかなぁ・・・
いや、やっぱり、自分の為にお金を使ってもらう事の方が
カアチンは嬉しいなぁ」とあえてありえもしない話を進めてみた。

一号は何を隠そう、ずっと万年補欠・・・
ミスしたって怒られずに笑われてしまう存在。
ずっとそばでみてきた私達両親はとても笑えなかったし、
いつも心が痛かった。

プレイの上手下手よりも、
負けない気持ちや上手くなりたいという向上心をもってほしい。
目指す心がない中、
サッカーを続けることに意味があるのか?
と思った事もあったっけ。

そんな頃、一号の体に異変が!!
「心臓が痛い、息が出来ない」とうずくまる時が出てきた。
学校でもその症状で、
給食も食べれず保健室に駆け込んだこともあったそうな。

学校を休んで、
小さな病院から大きな病院にまで行ったけれど、
何処にも何の異常も見られず・・・・
そして次第に落ち着いてゆき、
そんなことがあったことも記憶に薄くなり始めていた時、
ふたたび自宅でうずくまってしまった!!

しばらくして痛みも落ち着いてきたのか
随分楽になった様子。
そう思ったと同時に
「おれ、これなるのは、ストレスかも」と一号がつぶやいた。

いつも何処でも一番のゲラで
人より笑顔の多い一号、
サッカーが好きでチームメイトが大好き!
友達も多く、楽しく過ごしている・・・
そんな一号にストレス?と思ったと同時に
「カアチンには言いたくない」という。

どうしようか少し考えたがすぐに
「可愛い子供がストレスやというのに、
ほっとく馬鹿な親が何処におるんや!!」
なかばむりやりに聞き出した。

「おれ・・・試合に出たいねん・・・
おれ・・・上手くなりたいねん・・・」
それだけ言うとすっかり言葉に詰まり、
同時に嗚咽し始める一号。

ああ!!!私達よりずっと心を痛めていたのだ・・・・
でも大丈夫!!
その気持ちがあれば!!
心からそう思った。

そっと頭をなでてやる。

「そうか!そんなことやったんか!
カアチンものすごく安心したわ。
大丈夫!!
その気持ちがあれば!
これから頑張ってこや一号!
カアチンずっと応援してるから」

これくらいしかいえなかった。
またまた一号

つづきは「万年補欠の一号(後編)」にて
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子育て、犬 | Comments(0) | Trackback(0)
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